ラクトフェリンの含有量による比較

ラクトフェリンの含有量による比較

 

ラクトフェリンは、自然の中では牛乳や分娩後5日目から10日目ごろまでの初乳とよばれるヒトの母乳に多く含まれている成分で、鉄分と結合しやすい性質をもったタンパク質の一種です。

 

この物質が牛乳の中から発見されたのは1939年のことになりますが、その後の研究によって、ウイルスや細菌からの感染を予防するなどのすぐれた効果があることがわかってきています。

 

 

ヒトの初乳には、生まれたばかりで抵抗力の弱い乳児のために必要な栄養素や、免疫力を高めるための物質がたくさん含まれているとされていますが、ラクトフェリンもそのひとつにあたります。

 

このラクトフェリンの含有量ですが、ヒトの初乳には100ミリリットル当たりで約500ミリグラム程度、殺菌される前の状態の牛乳には約10ミリグラム程度が含まれているといわれており、初乳の含有量がきわだって多いことがこうした比較によりうかがえます。

 

 

なお、ラクトフェリンは熱や酸に弱いという特性をもっていることから、市販の牛乳では殺菌処理の過程でこのラクトフェリンが壊れてしまいます。

 

一方、現在国内で広く流通しているサプリメントやラクトフェリン入りヨーグルトを見ると、一般には1錠または1カップ当たりの含有量として100ミリグラム程度が標準となっているようです。

 

 

製品によって異なりますが、サプリメントでは1日に3ないし6錠程度を摂取することが推奨されており、これは仮に牛乳で摂取しようとした場合と比較すれば、かなり効率的な方法であるといえます。